『すぐそこにの遠い場所』 クラフト・エヴィング商會
すぐそこの遠い場所
すぐそこであり、最も遠い場所。
それは、人の空想する場所。
一番近くて、一番遠い。
そして帯には
見るたびに中身が変わる 不思議な辞典もちろん、実際この本を見るたびに中身が変わるなんてありえない。 だけど、これはすべて空想だから。 この物語の舞台アゾットは、空想の国。 そこは夢の国であり、永遠に変わり続ける幻の国。 心の視点が変われば世界だって変る。 人々がその世界を忘却する間に、世界は常に動いている。 そんな世界をたまに思い出すことは、おもしろいかもしれない。 とりあえず、このアゾットを訪ねてみたい方は、 同作者の『クラウド・コレクター』をどうぞ。 文庫とハードカバー両方あるけど、やっぱりオススメは、ハードカバー版。