枯れないように水をやろう2

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花束みたいな恋をした


『花束みたいな恋をした』140秒予告編

久しぶりに映画を映画館で観てきた。

先々週のこと。

久しぶりすぎて、いつ以来かも忘れてしまった。

と思ったら、ミッドナイトスワンを昨年観ていた。

その前は本当に覚えていない。

ミッドナイトスワン、アカデミー賞おめでとうございます。

素晴らしい映画だった。

 

菅田将暉有村架純のラブストーリー。

いや、ラブストーリーではなく

青春と現実のはざまで揺れ動く、

甘く、苦く、楽しく、辛い、、、

心を揺さぶられるヒューマンストーリーだった。

 

見終わっても1週間は余韻が残った。

これは自分の物語ではないかと錯覚するような

胸を締め付けられる記憶の数々。

 

サブカルチャーが好きで夢中になって

同じ趣味を持つ人を好きになって

大人になるにつれ、仕事の忙しさや大変さに

心がすり減って、サブカルチャーに触れる気力もなくなる。

劇中にあったがパズドラくらいしかやる気が起こらない。

本当によくわかる。

仕事に充実しているはずだが、後から思い起こすと

ただただ疲れ切っていただけかもしれなかった。

本当のことはまだわからないが。

 

菅田将暉有村架純の出会いからしばらくは幸せな記憶ばかり。

だんだんすれ違い、そして。

 

結末が、ハッピーエンドかそうでないかは2人にしかわからない。

僕らは当事者ではないから。

ただ、花束みたいな素敵な恋をしたことはわかる。

花のような幸せな出来事が、たくさん集まって

花束になった。そんな思い出を貰えた。

それは物語の人物だけでなく、観た僕らも。

 

何故かって、幸せだった、楽しかったということは

絶対無駄じゃないし、嘘じゃなかったから。

主役の2人を映画を通じて見てきたから。

無駄なことなんてないはずだ。

 

もう主役の2人は、現実で結婚してくれないかな。

そんな風に思えてしまう。

 

ファミレスのシーンは辛すぎて泣いてしまったのは

内緒の話。

 

 

個人的にはきのこ帝国のクロノシスタスが流れた時に

この映画は絶対好きな映画と確信。

この歌がすごく好きだったから。

 

ほら無駄なことなんて一つもないはずなんだ。

 

 

 

 

終わりなのかい

久々にブログを更新し続けようとブログを開いてみれば

色々このseesaaブログが変わるよう。

長く続いていればこうなることもあることで。

ブログもやっている人も少なくなったことで。

移り変わるのは必然的ということ。

というわけで、ネット回線がない自分は

3月16日をもってこのブログは表示されなくなる。

10年以上の記録が消えてしまうのは悲しい。

さよならだけが人生だ。

もう疲れたよ

今日も13:00~3:30まで働いてきた。管理職になったから残業関係ないね。

先週実家に行き仕事を辞めることを言ってきた。

ただ実家は実家でゴタついてるらしくて

仕事を辞めるのはお前の自由だけど実家には帰ってくんなと言われてしまった。

2~3年後で落ち着いた帰ってきてもいいらしい。

まだ転職先も決まっていないので住む場所から難儀している。

逆風続きだが仕事を辞めるこをはっきり決めたからか、ちょっとずつ前向きになった。

今度人事のお偉いさんが理由を聞きにくるらしい。

まあ、引き留めあっても辞めるけどね。

まだ退職願いは受理されてないけど前向きです。

先週も職場の人とバーベキューやったくらい前向き。

一時は病み過ぎて休みの日も外出れずずっと引きこもっていたくらいだから。

色々な人に心配かけて、すごい誘ってくれたり

家に来て泊って行ってくれたり、人には恵まれたと思う。本当に。

今日は4時に帰ってきて今から就寝。

11時には出かけないといけないのだけど起きれるかなぁ。

もう限界

11年務めた会社を辞めることになった。

数年前から会社が危ない状況になり色々あった。

さらにまあゴタゴタして子会社化して今年から出向という立場になった。

福利厚生や勤務体系が大きく変わり

今は14:00~3:00くらいまでの勤務が日常化した。

企業風土も仕事内容も変わりストレスで眠れず

体調を崩す日が多くなり、体重も10キロ減った。

人間関係は悪くない。一部は除くが。

相談で信頼できる人もいるし恵まれているとは思うが、

このまま続けていいものかと悩みに悩み、

色々な人や過去の上司や先輩に相談を重ねた結果

続けた方が絶対良いという人はいなかった。

残りの勤続年数や、独身ということを考慮すると

退職も已む無しという意見が大半だった。

なので自分の今後を考えると退職を決断した。

将来が不安で仕方ないが現状ではどう頑張っても続けられない。

今後仕事場での風当たりはキツイだろうが、

一度の人生なので後悔しないように生きたい。

『砕け散るところを見せてあげる』 竹宮ゆゆこ

砕け散るところを見せてあげる(新潮文庫) -
砕け散るところを見せてあげる(新潮文庫) -

真っ直ぐな少女の視線の先に何があるのか。

「つまり、UFOが撃ち落とされたせいで死んだのは二人」

こんな一文から小説はスタートした。

SFは久しぶりだなと思わず購入してしまった。

まだ未読のハインラインの『輪廻の蛇』という小説がまだ家に積んであるのだが、

どうにも仕事以外で頭を使っていたくない。

海外小説は世界観や人物関連図が最近頭になかなか入らず疲れてしまう。

まあ、そうんなことはどうでもよいとしてUFOの物語を読んでみた。

実際にはUFOの話ではなくSFでもなく、ボーイミーツガールの王道であり

ミステリー小説であった。

なんとなく物語の全貌が掴めたような掴めないようなもやもやした気持ちで

全て読み終えると違和感がものすごく残る。

頭を使いたくないと、何も考えずに読んだ自分が悪いのからなのか。

不思議な感覚のまま、もう一度読んでみると

最初に読んだ時にわからなかったところや、気付かなかった部分が出てきて

まるでパズルを組み立てるようで面白い。

また、UFOの表現の場面やさらりと最初は読み流した場面が

鮮やかな色彩を帯びてくるかのように感じた。

この物語はUFOの話で、恋の話で、家族の話で、ヒーローの話だ。

砕け散ったもののは何だったのか。

是非ともオススメしたいのだけど

メタファーや叙述トリックが懲りすぎていて人にススメにくいのだけど

自分のような物好きというか本好きに読んでほしい一冊だった。

お酒のシメに

大量に買ったDVDから「KING SUPER LIVE2015」

をチョイスして見ながらビールと焼酎をグビリと。

林原めぐみ奥井雅美を見るために買ったのだが

他に出ているアーティストはほとんど知らない。

その中で機動戦艦ナデシコを歌っていた松澤由美が出てきた。

自分の青春時代の歌だったナデシコを歌っていた。

ナデシコは本当に好きですきすぎて大人になってからも

ナデシコを題材にしたパチンコを打ちに行ったくらい。

酒を飲みながらアジのタタキと焼き鳥とライブ映像を肴に

ほろ酔いになったところで甘いものが欲しくなりコンビニに出かけた。

なぜかめったに食べない羊羹を買った。

歩きながら羊羹をカブリ。

家に帰ったら羊羹つながりで髙田郁さんの『銀二貫』を本棚から引っ張り出した。

前述したDVDを見ながらお本を読む。

時代小説だけど読みやすくてあっさり読み終える。

人物の関連図を覚えているからかなぁ。

最近家でお酒を飲むと高確率でそのまま寝てしまうのだけど

今日は目がさえている。

とか書いていたら眠たくなってきた。

明日は休みだ。仕事はない。

茶店でコーヒーでも飲みながら一冊本を読みたい。

最近試験が続いていて、まったく心休まらなかったから

純粋に心おきなく休める休日が来てうれしい。

銀二貫 (幻冬舎時代小説文庫) -
銀二貫 (幻冬舎時代小説文庫) -